2014年5月7日、公益社団法人茅ヶ崎青年会議所では、憲法学者の竹田恒康様と衆議院議員の中田宏様をお迎えし、憲法タウンミーティングを開催しました。テーマは「日本人としての誇りを呼び覚ませ!憲法徹底討論!」ということで、憲法を考え、国を考える機会を、市民の皆さまと共有することができました。
日本の憲法は終戦に伴ってGHQに押し付けられたものと一般的に認識されていますが、実際のところ、当時の日本政府はGHQ案を日本語に直しつつも、微妙な言葉の使い回しや読点の位置の使い分けによって、50年後、100年後の日本の益を守れるように熱い議論が交わされたと竹田氏は言います。私たちは憲法について議論をするとき、あまりに歴史認識が足らず、あまりに大雑把な議論をしてしまっています。大切なのは、正しい認識と、正しい知識。それに基づく現代の価値を踏まえた憲法議論です。
現在、国会では憲法改正を発議するために慌しく動き回っています。そして最終ジャッジは私たち国民の手にかかっているわけです。
昨日、会場にお越しいただいた市民の皆さまは憲法への意識の高い方々ばかりでした。だからこそ、竹田氏の基調講演や中田氏も交えたパネルディスカッションに、市民の皆さまのみならず青年会議所メンバーも熱い視線を壇上に注いでおりました。
会場で共有した熱い思いを、今度はより広く市民の皆さまにお伝えできるように、メンバー一同努力して参ります。このたびはお忙しい中お集まりいただきまして、誠にありがとうございました。